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吃音症の基礎知識!吃音者がどもる原因とは

吃音きつおん症の基礎知識!吃音きつおん者がどもる原因とは

ある本に「吃音きつおんは母親がつくる」と書いてあったのを読み、母親の育て方で自分はどもるようになったという人、吃音きつおんは遺伝するらしいので自分の子どももそうなるかと不安だという人、左利きを右利きに矯正するとどもるようになると新聞記事を読んでショックを受けたという人がいます。

吃音きつおんの原因について誤った知識から対応を間違えたり、必要のない思い込みから新たな悩みを持ったりしがちです。

必要以上に不安にならず、適切でない治療法にのめり込まないために、吃音きつおんの原因について正しい知識を持つようにしましょう。


本人の身体や遺伝的要因によるもの

「素因説」と呼ばれ、主にアメリカで研究された身体的な機能や素質、遺伝が原因とする考え方です。

脳は左脳、右脳のどちらかがペースメーカーとなり、もう一方をリードするようにして働きます。脳の働きのうち言葉を話す機能は、左右の脳でもう一方をリードする力の差が安定していると正常に働くと言われます。

力の差が少ないと言語障害が起こり、吃音きつおんになると考えられたので、両手利きは吃音きつおんになるとか、左利きを右利きに矯正すると吃音きつおんになると言われました。しかし、現在の研究では左利き、右利きが吃音きつおんに影響を与える明らかな結果は見られないとされています。

また、吃音きつおんの遺伝についても、ある特徴がその家系に伝わるのは、教育や習慣的な生き方、しつけなど環境要因によるものが大きいという意見が多いです。今後の研究で明らかになるかも知れませんが、現在のところ、遺伝が原因とは言い切れないようですね。

本人の心理的不安や葛藤、自我の強さによるもの

「神経症説」と呼ばれ、本人が心理的な不安や葛藤を抱えるなど情緒面で障害を持つことが原因とする考え方です。

成長期に自我が十分に育っていない状態で、必要以上に周囲の目を気にするため、不安や気持ちの焦りからどもってしまうことがあります。吃音きつおんは心理的な不安や葛藤が表に現れただけという考え方で、実際、吃音きつおん者の中には神経症の症状やうつ病を患っている人もいます。

吃音きつおんの治療を行う場合、精神科医のところでカウセンリングを行うことが多いのも事実です。吃音きつおん者の性格に特徴的なパターンがあるのか、多くの研究がなされていますが、特徴的な性格のパターンは見られませんでした。

いずれにしても心理的な問題が影響していることは間違いないので、吃音きつおんと神経や精神は、何らかの関わりがあると考えて良いでしょう。

周囲からの刺激に対する反応として身に付くもの

「学習説」と呼ばれ、幼少期から学習された行動が原因とする考え方です。

吃音きつおんは幼児期の言葉を話し始めるころに発症することがほとんどで、全体の9割を占めます。上手く話せないことを意識するあまり、話すことに嫌悪感や恐怖を覚える気持ちが結びついて症状がより悪化します。

親がどもることを指摘して、今まで意識していなかった吃音きつおんを自覚し始めることもあります。どもったら、また言われるのではないかと、必要以上に緊張することで吃音きつおんの状態を学習していくのですね。

言葉が発達する幼児期に上手く話せないことは普通なのですが、上手に聞き出してあげる人がいないと思ったこと言いたいことが言えずに、言葉が乱れて吃音きつおんに発展していくこともあります。

本人が吃音きつおんを自覚すると、話すことに対する恥ずかしさや難しさを感じる気持ちから、顔の筋肉が緊張して話すことを躊躇し、話さなければならない場面を避けるように学習していきます。

まとめ

吃音きつおんの原因について3つの説がありますが、まだ定説と言えるものはなく、分かっている部分と分かっていない部分が多いのが事実です。

9割が幼少期に発症するとされている吃音きつおんですが、成長期の10代後半から発症する人、さらに最近は社会人となって吃音きつおんに悩む人も出て来ていますね。

一つの原因に当てはめるのではなく、吃音きつおんにはいくつかの原因があり、それらが重なり合っていると考えるのが自然な見方でしょう。

このサイトについて
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